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2019年04月26日

野洲市教育委員会、文科省の放射線副読本を回収 

文部科学省が全国の小中学校と高校に配布した2018年10月改定の「放射線副読本」を、滋賀県野洲市の教育委員会が回収したことがわかりました。

今年3月の市議会の一般質問で、「人工と自然界の放射性物質を同列に扱い、放射性物質が安全であると印象を操作しようとしている」などの指摘を受け、市教委の内容を精査。「放射線の安全性を強調するような印象を受ける記述が多い」「東京電力福島第一原子力発電所の事故の被災者への配慮がなされておらず、放射線が安全との印象を受ける記述が多い」と判断したということです。

文科省教育課程課は「改訂版の副読本は避難者に対するいじめを防止する内容が拡充されている。有意義な内容となっており、各学校で判断して活用してもらいたい」としています。


当該の「副読本」については、改定後(2018年)、改定前(2014年)の両方とも下記の文科省のサイトから読むことができます。

改訂前と後では文章や資料が複数変更されています。
たとえば、放射線の健康への影響に関するくだりでは、2018年版には
「100ミリシーベルト以上の放射線を人体が受けた場合には、がんになるリスクが上昇するということが科学的に分かっています。しかし、その程度について、国立がん研究センターの公表している資料によれば、100 〜 200 ミリシーベルトの放射線を受けたときのがん(固形がん)のリスクは 1.08倍であり、これは1日に 110g しか野菜を食べなかったときのリスク(1.06倍)や塩分の高い食品を食べ続けたときのリスク(1.11〜 1.1 5 倍)と同じ程度となっています。」
という文言が加わり(10ページ)、続く11ページには放射線の発癌リスクを他の生活習慣因子と並列して表示した資料が載っています。
これは、以前私たちが批判した「放射線のホント」(復興庁発行)に掲載されているのと同じものであり、同一線上の流れの中で
改訂が行われたものと考えられます。

下記の声明でも書いたとおり、
他の「生活習慣」などのような直接関係のない要因を持ち出して、リスクを対比することは、
リスクコミュニケーションとして間違った手法です。

また、これも「放射線のホント」と同様、東京電力や国が最大の加害者であり、住民が被害者であるという観点が副読本には見られません。
「避難者に対するいじめを防止」するのなら、まず、加害・被害の主体が誰なのかを踏まえなければなりません。





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2019年04月24日

平和といのちと人権を!5.3憲法集会 ―許すな!安倍改憲発議― のご案内

今年も5月3日に、有明防災公園にて、憲法集会が開催されますので、ご案内いたします。
10連休のさなかですが、奮ってご参加ください。

日時:5月3日(金・休)11時〜
場所:有明防災公園(東京臨海広域防災公園)
主催:平和といのちと人権を!5.3憲法集会実行委員会
公式ウェブサイト:http://kenpou2019.jp/info/

【イベントスケジュール】
◆11時〜 出展ブース、サブステージ開始

◆12時〜 オープニングコンサート
☆獄友イノセンスバンド(谷川賢作さん・小室等さん・こむろゆいさん・河野俊二さん)
☆子供団(うじきつよしさん・内田勘太郎さん)

◆13時〜 メイン集会開始 
司会:神田香織さん(講談師)
湯川れい子さん(音楽評論・作詞家)
元山仁士郎さん(「辺野古」県民投票の会)
高山佳奈子さん(京都大教授)
永田浩三さん(ジャーナリスト、武蔵大教授)
政党あいさつ
リレートーク
市民連合からの訴え 広渡清吾さん(東京大名誉教授)
合唱 ユキヒロさん・植田あゆみさん「HEIWAの鐘・翼をください」

◆15時〜パレード出発
☆豊洲コース(公園東口〜豊洲公園、最寄りは東京メトロ豊洲駅)
☆台場コース(公園西口〜ウェストプロブナード、最寄りはりんかい線東京テレポート駅)
※どちらのコースにご参加されても結構です
posted by 東京反核医師の会 事務局 at 09:49| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月23日

第五福竜丸展示館がリニューアルオープンしました

太平洋のビキニ環礁で行われたアメリカの水爆実験で被ばくした漁船「第五福竜丸」の船体が保存されている東京・江東区夢の島公園内の「第五福竜丸展示館」が、9カ月にわたる施設の改修を終え、4月2日、リニューアルオープンしました。

リニューアルオープンした展示館には、第五福竜丸の船体など既存の展示に加えて、新たに船の全体像や内部などを再現した3Dの映像や、元乗組員の大石又七さんの証言をまとめたおよそ8分間の映像を見ることができるコーナーが設けられたとのことです。

展示館ウェブサイト http://www.d5f.org/index.html


posted by 東京反核医師の会 事務局 at 17:38| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする