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2015年11月04日

東京反核医師の会は「国に控訴断念を求める」声明を発表しました。

10月29日、東京地裁において、ノーモア・ヒバクシャ東京第1次訴訟の17人全員に対し、国の原爆症認定却下の処分を取り消す画期的判決が出されたことを受け、以下の声明を発表いたしました。

【 東京反核医師の会 声明 】
「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」東京地裁判決をうけ、
国に控訴断念を求める


 2015年10月29日、東京地裁はノーモア・ヒバクシャ東京第1次訴訟の原告17人全員に対し、国の原爆症認定却下の処分を取り消す画期的判決を言い渡した。原告のうち12人は、「2013年12月16日の新しい審査の方針(平成25年新方針)」の積極認定に関する疾病、被爆距離ないし入市時間の基準に該当しない原告である。

判決では、9人の悪性腫瘍の原告に関して、積極認定の範囲外であってもその被爆実態に照らして放射線起因性を肯定した。さらに、8人の原告は非がん疾患を申請疾病としているが、判決は積極認定対象疾病以外の狭心症・脳梗塞・甲状腺機能亢進症について放射線起因性を認めた。

今回の判決は、原告1人ひとりの病状や被曝当時の状況を重視し、国が定めた原爆症認定基準の不十分さ、および運用の不適切さを認めたものである。

今年は、被爆70年である。被爆者の高齢化は進み、訴訟中に原告3人が他界し、健康上の理由で判決の日に法廷に来られなかった原告は4人にのぼる。国は、今回の判決を真摯に受け止め控訴を断念するとともに、原爆症認定行政をあらため、被爆者の立場に立った認定制度への抜本的な改善を行うべきである。

東京では、第2次訴訟も行われている。東京反核医師の会は、引き続き支援を行っていく。

2015年11月4日
核兵器廃絶・核戦争阻止 東京医師・歯科医師・医学者の会(東京反核医師の会)
代表委員  向山 新、 渡辺 吉明、 片倉 和彦

posted by 東京反核医師の会 事務局 at 19:02| Comment(0) | 私たちの考え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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