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2016年06月13日

核戦争防止国際医師会議からオバマ大統領への書簡

6月12日に開催された反核医師の会全国大会で、核戦争防止国際医師会議が発表した
オバマ大統領への書簡 https://peaceandhealthblog.com/2016/06/06/obama-hiroshima/
が紹介されました。せっかくなので、ざっくりと訳してみました。

拝啓 オバマ大統領

私たちは、大統領が広島市民に降りかかった凄まじい恐怖の証言を受け入れ、被爆者と会うことを決定したことを評価します。しかし、核兵器が2度と使われないことを確実にすることに対し、いっさい関与しないことに深く失望しています。

全世界にあるうち、1%に満たない核兵器によって数千万もの命が一瞬に奪われ、20億人が飢餓にさらされます。大統領は核兵器によって引き起こされる今ある危機を取り除くには、核兵器の廃絶しかないことを認めていますが、いまだに適切な対応を何らしていません。核軍縮交渉は行われず、まるで冷戦期のような不信が国々でよみがえり、大きくなっています。9つある核保有国の全ては、核兵器を永久的に保持できるよう核近代化に莫大な資源を浪費していますが、それは安全保障上何ら役に立たないばかりか、あらゆるものを危険にさらし、核兵器の拡散につながるだけです。

核保有国が自らの核兵器をなくす法的枠組みをつくる取組みに欠席するなか、127の国々が人道性の誓約に基づき、その取組みに関与してます。人道性の誓約では、「受け入れがたい人道上の影響及び関連した危険性の観点から、核兵器を忌むべきものとし、禁止し、廃絶する努力」すること、「核兵器の禁止及び廃棄に向けた法的なギャップを埋める」ことを掲げています。しかしアメリカはいまだに「核兵器の人道上の影響に関する国際会議」と、現在開催されている核軍縮を果たす新しい法的枠組みをつくる国連作業部会をボイコットしています。今、核兵器のない国々が、他の全ての大量破壊兵器が禁止されたのと同様に、核兵器を禁止する新しい取組みに向けて交渉を開始することが期待されています。そして、こうした期待は、この世代での率先した軍縮の取組みに一番重要なものです。

大統領。核兵器禁止条約の成立を妨害するあらゆる手立ての執行をやめ、核兵器を永久的に保持するため1兆ドルも費やす計画を放棄するとき、あなたの「核兵器のない世界」という呼びかけが意味を持つでしょう。それまでは、残念ですが、からっぽのレトリックにすぎません。
敬具
アイラ・ヘルファンド
ティルマン・ラフ
事務局

posted by 東京反核医師の会 事務局 at 20:24| Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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