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2017年04月07日

抗議文「日本の核兵器禁止条約交渉への不参加に抗議する」を送付しました。

核兵器禁止条約の交渉会議において、日本が今後の交渉に不参加の方針を示したことを受けて、東京反核医師の会は本日、下記の抗議文を内閣総理大臣、外務大臣あてに送付しました。
ご確認ください。

日本の核兵器禁止条約交渉への不参加に抗議する

 2017年3月27日から31日にかけて、ニューヨークの国連本部で、核兵器禁止条約の第1回の交渉会議が開催されました。核兵器の使用を法的に禁止する条約はこれまで存在せず、本条約が締結されれば核兵器のない社会、世界の平和に向けて歴史的な一歩となります。
 ところが日本は交渉会議の初日に、本条約交渉に反対する演説を行い、今後の会議には参加しないことを表明しました。我々は、日本政府のこの対応に強く抗議します。
日本政府は交渉不参加の理由として、核兵器保有国が条約交渉に参加しておらず、核保有国抜きで交渉を進めることは核保有国と非核保有国との分断を広げること、また本条約が北朝鮮の脅威などの現実の安全保障問題の解決に結びつくとは考えられないといったことを挙げています。
 しかし、この“分断”はそもそも核兵器によって生じているのであり、政府の論理は逆立ちしています。ひとたび使用されれば取り返しのつかない事態となる核兵器を、複数の国が大量に所持していること自体が、最大の現実的な脅威です。核兵器による被害を防ぐ唯一の方法は、核兵器の廃止しかありません。これこそ、唯一の戦争被爆国である日本が、各国に強く訴えるべきことなのです。
日本の条約交渉への不参加は、核兵器のない世界を求める多くの国々、世界中の人々を深く失望させ、憤らせています。そして何より広島、長崎の被爆者たちの切なる願いを踏みにじるものです。
 東京反核医師の会は、日本が交渉会議に参加し主導的な役割を担うこと、そして核保有国に対しても交渉への参加を呼びかけるよう、強く要請します。

2017年4月7日
核兵器廃絶・核戦争阻止 東京医師・歯科医師・医学者の会
(東京反核医師の会)
代表委員  向山 新、 矢野 正明、 片倉 和彦


posted by 東京反核医師の会 事務局 at 11:58| Comment(0) | 私たちの考え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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