★原水禁2017年世界大会 in 長崎★
8/7〜9、現地からのレポートはこちら

2017年06月30日

原子力研究開発機構の被曝事故について

 茨城県大洗町にある原子力研究開発機構の「大洗研究開発センター」内で、6月6日、放射能の入った容器から中身が漏れ、現場にいた作業員が被曝する事故が起こりました。5人が巻きこまれ、4人が内部被曝しており、もう1人も内部被曝の疑いが強いと報じられました。
 一時は最も被害を受けた作業員の被曝総量は最大36万ベクレルとも伝えられていました。現在は作業員の健康状態に異常がないことが確認され、全員退院したと報じられていますが、経過観察中であり、現在も療養を続けていると報告されています。東京反核医師の会は、作業員の被曝の影響を評価するために今後も経過観察を続けること、また、被曝した作業員へ十分な補償を求めます。

 また、以前からずさんな管理体制の下で放射性物質が扱われていたことが指摘されています。すでに、作業員が点検していた容器は密閉されてから26年間1度も点検が行われていなかったことや、顔を覆うマスクが顔の半分しか覆わない半面マスクだったことなどが報じられています。放射性物質は、作業員の方の健康や生命を一瞬で奪いかねず、取り扱いにあたっては細心の注意と、厳重な管理体制が必要なものです。
 東京反核医師の会は、現実に起こってしまった今回の事故の、徹底した原因究明と再発防止策を政府と原子力研究開発機構の責任で行うことを求めます。併せて、このようなずさんな管理体制を生み出した原子力行政のあり方をあらためて問い直すものです。
posted by 東京反核医師の会 事務局 at 17:17| Comment(0) | 私たちの考え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。