★原水禁2018年世界大会 in 広島★
8/4〜6、現地からのレポートはこちら

2017年12月13日

伊方原発3号機に運転差し止め仮処分(12/13、広島高裁)

 広島高裁は本日、広島市の住民たちが定期検査中だった四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求めた仮処分申請の即時抗告審で、運転差し止めを命じる決定を出しました。
 東京電力福島第1原発事故の後、高裁段階で運転差し止めを命じた司法判断は初めてです。

 伊方原発は瀬戸内海を挟んで広島市から約100キロの距離にあります。3号機は昨年8月に再稼働し、定期検査のため今年10月に停止。四国電は来年1月22日の発送電再開を目指していました。
 広島地裁では3月、原子力規制委員会が定めた新規制基準は「不合理とは言えない」と判断し、住民側の仮処分申請を却下していました。
 今回の高裁の野々上裁判長も、基準地震動(想定される地震の揺れ)の策定方法など、火山以外の争点については「新規制基準は合理的」と判断しましたが、その上で、伊方原発から約130キロ離れた阿蘇カルデラ(熊本県)で約9万年前に起きた巨大噴火を検討。
 四国電が伊方原発周辺で実施した地質調査やシミュレーションでは、火砕流が敷地に到達した可能性が小さいとは言えず、「原発の立地は認められない」と判断しました。
 今回、野々上裁判長は、仮処分は証拠調べの手続きに制約があり、差し止め訴訟が係争中の広島地裁が異なる判断をする可能性もあるとして、運転停止期間を来年9月30日までとしています。
 
 仮処分決定は直ちに効力が生じるため、四国電は決定が覆らない限り、定期検査が終わっても運転を再開できません。四国電は異議を申し立てる方針とのことです。
posted by 東京反核医師の会 事務局 at 18:06| Comment(0) | 時事ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。