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2018年04月02日

『「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」東京第一次訴訟高裁判決をうけ、国に上告断念を求める』を発出しました

東京反核医師の会は4月2日、3月27日のノーモア・ヒバクシャ訴訟の東京第一次訴訟高裁判決をうけ、内閣総理大臣、厚労大臣宛てに上告断念を求める要請書を送付しました。


「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」東京第一次訴訟
高裁判決をうけ、国に上告断念を求める


 2018年3月27日、東京高裁はノーモア・ヒバクシャ東京第1次訴訟の原告6人全員に勝訴の判決を言い渡した。

 広島・長崎の原爆症認定訴訟を経て、2013年に国の原爆症認定基準が改定されたが、不合理が是正された内容とは言い難く、国は基準に少しでも適合しない申請は却下し続けている。
被爆者たちは再び、被曝の実態に即した認定を求める「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」に立ち上がり、東京では、2015年の一審で原告17人全員が勝訴したが、国はそのうちの6人に対して、認定基準から外れているとして控訴していた。

 今回の高裁判決は、原告1人ひとりの病状や被曝当時の状況を検討し、いずれも放射線被曝による影響を認められるとした。後藤博裁判長は、「病気の発症に他の原因がある場合でも、放射線によって発症が促進された場合は、特段の事情がないかぎり、放射線が原因だと認めるべき」と指摘。国が定めた原爆症認定基準の不当さ、および運用の不適切さを強く批判した。

 今年は原爆投下から73年目にあたる。被爆者の高齢化が進むなか、訴訟中に原告6人のうち1人が他界、健康上の理由で判決の日に法廷に来られた原告は1人のみであった。被爆者たちは、もうこれ以上待つことができない。
 東京反核医師の会は、今回の高裁判決を歓迎するとともに、国に対し今回の判決を真摯に受け止め上告を行わないこと、そして一刻も早く原爆症認定行政をあらため、被爆者の立場に立った認定制度への抜本的な改善を行うよう強く求める。

2018年4月2日
核兵器廃絶・核戦争阻止 東京医師・歯科医師・医学者の会
(東京反核医師の会)
代表委員  向山 新、 矢野 正明、 片倉 和彦


posted by 東京反核医師の会 事務局 at 17:20| Comment(0) | 私たちの考え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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