★原水禁2018年世界大会 in 広島★
8/4〜6、現地からのレポートはこちら

2018年04月04日

4/20講演会「チェルノブイリが福島に問うこと」

広河隆一講演会〜チェルノブイリが福島に問うことのご紹介

日程 2018年4月20日(金)19:00開演(18:30開場)
会場 ココネリホール(練馬区立区民・産業プラザ3F)
定員 300名
入場料 予約1000円 当日1300円
講演 広河隆一
主催: チェルノブイリ子ども基金 未来の福島こども基金

詳細は主催者HP http://ccfj.la.coocan.jp/saishin.html をご覧ください。

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2018年04月02日

『「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」東京第一次訴訟高裁判決をうけ、国に上告断念を求める』を発出しました

東京反核医師の会は4月2日、3月27日のノーモア・ヒバクシャ訴訟の東京第一次訴訟高裁判決をうけ、内閣総理大臣、厚労大臣宛てに上告断念を求める要請書を送付しました。


「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」東京第一次訴訟
高裁判決をうけ、国に上告断念を求める


 2018年3月27日、東京高裁はノーモア・ヒバクシャ東京第1次訴訟の原告6人全員に勝訴の判決を言い渡した。

 広島・長崎の原爆症認定訴訟を経て、2013年に国の原爆症認定基準が改定されたが、不合理が是正された内容とは言い難く、国は基準に少しでも適合しない申請は却下し続けている。
被爆者たちは再び、被曝の実態に即した認定を求める「ノーモア・ヒバクシャ訴訟」に立ち上がり、東京では、2015年の一審で原告17人全員が勝訴したが、国はそのうちの6人に対して、認定基準から外れているとして控訴していた。

 今回の高裁判決は、原告1人ひとりの病状や被曝当時の状況を検討し、いずれも放射線被曝による影響を認められるとした。後藤博裁判長は、「病気の発症に他の原因がある場合でも、放射線によって発症が促進された場合は、特段の事情がないかぎり、放射線が原因だと認めるべき」と指摘。国が定めた原爆症認定基準の不当さ、および運用の不適切さを強く批判した。

 今年は原爆投下から73年目にあたる。被爆者の高齢化が進むなか、訴訟中に原告6人のうち1人が他界、健康上の理由で判決の日に法廷に来られた原告は1人のみであった。被爆者たちは、もうこれ以上待つことができない。
 東京反核医師の会は、今回の高裁判決を歓迎するとともに、国に対し今回の判決を真摯に受け止め上告を行わないこと、そして一刻も早く原爆症認定行政をあらため、被爆者の立場に立った認定制度への抜本的な改善を行うよう強く求める。

2018年4月2日
核兵器廃絶・核戦争阻止 東京医師・歯科医師・医学者の会
(東京反核医師の会)
代表委員  向山 新、 矢野 正明、 片倉 和彦


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2018年03月08日

4/7映画「OKINAWA1965」上映会のご紹介

「OKINAWA1965」上映会のご紹介
日程 2018年4月7日(土)
会場 平和と労働センター・全労連会館2階ホール
時間 @11:10〜 A14:00〜
 ※各会上映後には下ポスター写真を撮影した嬉野京子さん、
  都鳥監督などのトークがあります。
料金 上映協力券1,000円(1枚で出入り自由)
主催 『OKINAWA1965』を上映する会

OKINAWA1965チラシ.jpg

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2018年02月27日

甲状腺検診えどがわ・第2回甲状腺エコー検診のご案内

●甲状腺エコー検診のお知らせ
検診会場:タワーホール船堀4階 407会議室(受付は和室1)

午前の部:受付 9:30〜 検診 10:00〜12:00(25人)
午後の部:受付 13:00〜 検診 13:30〜15:30(25人)

対象年齢 おおむね7歳〜25歳(震災時18歳以下)
     ※そのほかの方はご相談ください。
※受診に当たっては1500円程度のカンパをお願いいたします。
※当日、検診前に医師による最新情報を含めた説明会があります。
詳しくはえどがわ申込みチラシ申込書.pdf
または甲状腺検診えどがわHP http://kouzyousenedogawa.seesaa.net/をご確認ください。

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2018年02月26日

講演会「福島とチェルノブイリ」のご案内

日 時:2018年4月1日[日]19:00〜 開場18:30
場 所:文京シビックセンター 小ホール   
第一部:福島の中高生が見て感じた「チェルノブイリ」報告
第二部:小出裕章さん講演「放射能から子どもを守るために」
参加費:1000円(資料代込み)
    DAYS JAPAN定期購読者 700円
    高校生以下と75歳以上 無料
    障害のある方と同伴者1名 無料
申込み:お名前、連絡先、DAYS JAPAN定期購読の有無を下記までお知らせください。
FAX  :03-3322-0353
メール:info@daysjapan.net(件名に「DAYS救援アクションイベント」とお書きください)
主 催:DAYS後援アクション
    https://twitter.com/days_japan

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2018年02月21日

NoNukes3/4全国集会のご案内

福島原発事故から7年。
3月4日(日)に日比谷野外音楽堂で
NoNukes全国集会が開催されます。

集会終了後は銀座パレードが予定されています。
ぜひ、ふるってご参加ください。

■日時 2018年3月4日(日)
   13:00〜14:15  集会
   14:30〜     銀座パレード

●メインスピーチ 吉原 毅 氏(城南信用金庫相談役)

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2018年02月19日

2/3東京反核医師の会総会、記念映画上映会&講演会

2月3日、東京反核医師の会は第30回総会・記念映画上映会&講演会を開催し、35人が参加しました。
総会では向山新、矢野正明両代表世話人が、2017年9月4日〜6日IPPNW(核戦争防止国際医師会議)世界大会の参加報告を行いました。2017年7月7日に核兵器禁止条約が採択されたことを受け、今後の取り組みについて活発な論議が行われた旨を、スライドを用いて解説しました。

その後、映画「ザ・思いやり」の上映会および、監督の講演会に移りました。
「ザ・思いやり」は、在日米軍駐留経費負担、いわゆる「思いやり予算」をテーマにしたドキュメンタリーです。監督のリラン・バクレーさんはテキサス州出身のアメリカ人。
思いやり予算という通称は、1978年、日米地位協定の枠を超える法的根拠のない負担に対して、金丸信防衛庁長官が、「思いやりの立場で対処すべき」と答弁したことに由来しています。
その規模は広範かつ巨額で、30年間で5兆円を超える額が日本国民の税金から支払われています。一体なんのために?という素朴な疑問を元に、監督は神武寺駅、横須賀、沖縄、グァムへ突撃取材を行い、現地の人々の声を紹介します。
中でも印象的なのはアメリカのカリフォルニア州での街頭インタビュー。アメリカの話に置き換えて説明したパネルを見せながら、道行く人々にどう思うか問いかける監督。一通り感想を聞いたところで、実は日本の問題であることを打ち明けます。
「優先順位がめちゃくちゃ」「予算を国際開発や医療に回すべき」「日本はなぜ米軍にいてほしいのか?」と各国の人々がその理不尽さに驚くなか、日本からの旅行者が「そんなひどいことが起こっているなんて知らなかった」とつぶやくのでした。

映画上映に続くリラン・バクレーさんの講演会では、映画を撮影したきっかけや狙い、これからの展望についてお話しいただきました。
1980年に高校生1年生の時に初めて来日して以来、バクレーさんは日本の文化、人々の優しさに惹かれ続けてきました。日本での生活は既に20年を超え、現在は神奈川県の海老名市に在住、地元で英会話教室を開いています。
以前から米軍基地は生活のすぐ近くにありました。同じ神奈川県の綾瀬市に住んでいた頃には、毎日のように厚木基地から米軍の飛行機が頭上を飛んでいましたが、当時はそれほど問題意識を持っていなかったそうです。
考えが変わったのは、インターネット上である動画を目にした時でした。そこでは、アメリカ陸軍のヘリがバグダッドの上空から、何の武器も持たない市民を撃ち殺していたのです。自分の生まれ育った国の軍隊が海外で何をしているのかを目の当たりにしたショックで、数日間は夜も眠れませんでした。
それ以来、飛行機の音を聴くだけで、何のために訓練しているのか、日本の外でどこに爆弾を落としているのか、誰を殺しているのか、気になって仕方がなくなってしまったそうです。
趣味だった8ミリ映画作りの技術を活かし、米軍が世界でどんなことをしているのか、日本に基地がいくつあるのかなど、知識ゼロの状態から取材をスタート。
3年をかけて、ようやく映画「ザ・思いやり」が2015年に完成しました。1番の狙いは社会問題に普段関心のないような人たちに見てもらうこと。そのために、笑ってもいい、泣いてもいい、怒ってもいい映画作りを心掛けたといいます。
続編の「ザ・思いやりパート2 希望と行動編」、コメディアンの松元ヒロ氏と取材した「トランプのアメリカで希望と勇気を探す旅(仮)」、さらにベトナムの枯葉剤問題を取材した映画など、バクレー監督の意欲はとどまることがありません。
その中でも、今一番作りたいのは核兵器問題を扱った映画だそうです。誰が見ても、核兵器はおかしいと思ってもらえる映画、このように行動すれば核兵器は無くせるという確かな道筋を示した映画を作りたい、と監督はおっしゃっていました。

会場からは、「米軍の民間人虐殺に対して、米国内から批判の声が上がらないのか。あまりにむごい」「社会問題に対して“仕方ない”で済ませてしまいがちなのはどうしてか」など、さまざまな感想・意見が寄せられました。終了後に監督を交えた懇親会が行われ、日米関係や社会運動のあり方など、活発な意見交換が行われました。

<「ザ・思いやり」事務局からのお願い>
@「ザ・思いやり」1&2の上映会を各地域、機関でぜひ企画ください。
A松元ヒロ主演「トランプのアメリカで希望と勇気を探す旅」(仮題)への製作費をご支援いただけますと幸いです。
お問合せは「ザ・思いやり」事務局の佐藤 契 氏(090-2625-8775)まで。

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2018年02月05日

3/24(土)講座「戦争とこころ〜沖縄からの提言」

◆日時    3月24日(土)13時30分〜16時30分
◆場所     池袋生活産業プラザ701-702
       〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-20-15
◆アクセス   池袋東口下車徒歩7分
◆講師     蟻塚 亮二 医師(精神科 医師)
◆参加費   一般 1000円 新医協会員 500円
◆主催    新医協(新日本医師会)
◆主催者HP  http://shinikyo.com/custom77.html



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2/25の講演会のご案内です

2月25日(日) 13:30〜17:00  渋谷 光塾にて講演会
臨床医であり「3.11甲状腺がん子ども基金の顧問」である牛山元美さんに、
「臨床医が語る、原発事故からの7年?子どもの甲状腺がんは? 健康被害は?」 
として、原発事故がもたらした健康被害の実際を語っていただきます。

また、原発事故被害者を真に救済するためのチェルノブイリ法日本版制定に向けて
「さよなら孤独、気立てのよい喜怒哀楽の法、チェルノブイリ法日本版制定への道」
として、柳原敏夫弁護士にお話していただきます。

入場料 500円 避難者は無料

牛山講演会.jpg

牛山講演会裏面.jpg


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2018年01月18日

2/3(土)第30回反核医師の会 総会・記念講演のお知らせ

第30回反核医師の会 総会・記念講演のお知らせです。

在日米軍の駐留経費を日本政府が負担する「思いやり予算」。その不条理と矛盾をさまざまな視点から、時に笑いや涙を交えてコミカルに問いかけるドキュメンタリー映画「ザ・思いやり」の上映会を行います。
当日は、監督のリラン・バクレーさんにお越しいただき、映画を撮るまでのいきさつや撮影の中で見えてきたこと、日米関係の問題点、日本の社会に対する思いについてお話をうかがいます。
奮ってご参加ください。

総会・記念講演には会員外の方も参加できますので、皆様、ふるってお申込ください。

■日時 2018年2月3日(土)
   15:00〜16:00  総会
   16:00〜18:00  記念講演
   ●「思いやり予算と日米関係のこれから‐映画『ザ・思いやり』上映会&講演会」

■講師 リラン・バクレー 監督

■会場 東京保険医協会 セミナールーム →地図こちら

     東京都新宿区西新宿3-2-7 KDX新宿ビル4F(JR新宿駅南口より徒歩12分)

■参加費 無料(要予約)

■申込み連絡先 東京反核医師の会事務局(東京保険医協会内 担当:山本麻子、江島、野中)
      TEL 03−5339−3601
      FAX 03−5339−3449

※なお、講演会終了後、18:30〜懇親会を行います(別途会費が必要です)。引き続きご参加いただける方は事務局までご連絡ください。
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2018年01月09日

沖縄での米軍ヘリの事故、トラブル多発

1月6日、普天間所属のUH1Yヘリが沖縄県うるま市伊計島に不時着しました。
さらに2日後の1月8日には、沖縄県読谷村の廃棄物最終処分場に米海兵隊普天間基地(宜野湾市)所属のAH1攻撃ヘリ1機が不時着しました。現場近くにはリゾートホテルがあります。

沖縄では、2016年12月に名護市の浅瀬でオスプレイが大破する事故が起きてから、アメリカ軍の軍用機による事故やトラブルが20件以上起きています。
最近では、先月、宜野湾市の小学校のグラウンドに、普天間基地を離陸した大型ヘリコプターから重さ8キロ近い窓が落下する事故が起きています。
昨年末にも同基地所属のCH53Eヘリが小学校の校庭に窓を落下させるなど、異常なペースで事故を頻発させています。

こうした事故を放置しておけば、いつか大事故につながることは明らかです。
事故の正確な原因は不明ですが、米連邦議会の軍事委員会や米国防総省は2017年12月、軍事予算の制約・削減が整備などに深刻な影響を与えていると指摘しています。
米国防総省は機体を十分に整備できていないと認めていることを、日本政府は重く受け止めるべきです。
事故を起こした機種だけでなく、全機種の飛行を停止して安全点検を求める必要があります。
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2017年12月13日

ICANノーベル平和賞受賞記念講演(サーロー節子さん)

先日ご案内したとおり、12月10日、ノルウェーのオスロでICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のノーベル平和賞受賞式が行われました。
受賞にあたっての、広島で被爆したサーロー節子さんの記念講演の全文をここにご紹介します。
自らの悲惨な被爆体験、核兵器の非人道性、核抑止論の不毛さ、核の傘にすがる国々への批判、そしてこれからの核廃絶運動への力強い決意がこめられています。ぜひご一読ください。

【サーロー節子さん講演全文】
 皆さま、この賞をベアトリスとともに、ICAN運動にかかわる類いまれなる全ての人たちを代表して受け取ることは、大変な光栄です。皆さん一人一人が、核兵器の時代を終わらせることは可能であるし、私たちはそれを成し遂げるのだという大いなる希望を与えてくれます。

 私は、広島と長崎の原爆投下から生き延びた被爆者の一人としてお話をします。私たち被爆者は、70年以上にわたり、核兵器の完全廃絶のために努力をしてきました。

 私たちは、世界中でこの恐ろしい兵器の生産と実験のために被害を受けてきた人々と連帯しています。長く忘れられてきた、ムルロア、インエケル、セミパラチンスク、マラリンガ、ビキニなどの人々と。その土地と海を放射線により汚染され、その体を実験に供され、その文化を永遠に混乱させられた人々と。

 私たちは、被害者であることに甘んじていられません。私たちは、世界が大爆発して終わることも、緩慢に毒に侵されていくことも受け入れません。私たちは、大国と呼ばれる国々が私たちを核の夕暮れからさらに核の深夜へと無謀にも導いていこうとする中で、恐れの中でただ無為に座していることを拒みます。私たちは立ち上がったのです。私たちは、私たちが生きる物語を語り始めました。核兵器と人類は共存できない、と。

 今日、私は皆さんに、この会場において、広島と長崎で非業の死を遂げた全ての人々の存在を感じていただきたいと思います。皆さんに、私たちの上に、そして私たちのまわりに、25万人の魂の大きな固まりを感じ取っていただきたいと思います。その一人ひとりには名前がありました。一人ひとりが、誰かに愛されていました。彼らの死を無駄にしてはなりません。

 米国が最初の核兵器を私の暮らす広島の街に落としたとき、私は13歳でした。私はその朝のことを覚えています。8時15分、私は目をくらます青白い閃光(せんこう)を見ました。私は、宙に浮く感じがしたのを覚えています。

 静寂と暗闇の中で意識が戻ったとき、私は、自分が壊れた建物の下で身動きがとれなくなっていることに気がつきました。私は死に直面していることがわかりました。私の同級生たちが「お母さん、助けて。神様、助けてください」と、かすれる声で叫んでいるのが聞こえ始めました。

 そのとき突然、私の左肩を触る手があることに気がつきました。その人は「あきらめるな! (がれきを)押し続けろ! 蹴り続けろ! あなたを助けてあげるから。あの隙間から光が入ってくるのが見えるだろう? そこに向かって、なるべく早く、はって行きなさい」と言うのです。私がそこからはい出てみると、崩壊した建物は燃えていました。その建物の中にいた私の同級生のほとんどは、生きたまま焼き殺されていきました。私の周囲全体にはひどい、想像を超えた廃虚がありました。

 幽霊のような姿の人たちが、足を引きずりながら行列をなして歩いていきました。恐ろしいまでに傷ついた人々は、血を流し、やけどを負い、黒こげになり、膨れあがっていました。体の一部を失った人たち。肉や皮が体から垂れ下がっている人たち。飛び出た眼球を手に持っている人たち。おなかが裂けて開き、腸が飛び出て垂れ下がっている人たち。人体の焼ける悪臭が、そこら中に蔓延(まんえん)していました。

 このように、一発の爆弾で私が愛した街は完全に破壊されました。住民のほとんどは一般市民でしたが、彼らは燃えて灰と化し、蒸発し、黒こげの炭となりました。その中には、私の家族や、351人の同級生もいました。

 その後、数週間、数カ月、数年にわたり、何千人もの人たちが、放射線の遅発的な影響によって、次々と不可解な形で亡くなっていきました。今日なお、放射線は被爆者たちの命を奪っています。

 広島について思い出すとき、私の頭に最初に浮かぶのは4歳のおい、英治です。彼の小さな体は、何者か判別もできない溶けた肉の塊に変わってしまいました。彼はかすれた声で水を求め続けていましたが、息を引き取り、苦しみから解放されました。

 私にとって彼は、世界で今まさに核兵器によって脅されているすべての罪のない子どもたちを代表しています。毎日、毎秒、核兵器は、私たちの愛するすべての人を、私たちの親しむすべての物を、危機にさらしています。私たちは、この異常さをこれ以上、許していてはなりません。

 私たち被爆者は、苦しみと、生き残るための、そして灰の中から生き返るための真の闘いを通じて、この世に終わりをもたらす核兵器について世界に警告しなければならないと確信しました。くり返し、私たちは証言をしてきました。

 それにもかかわらず、広島と長崎の残虐行為を戦争犯罪と認めない人たちがいます。彼らは、これは「正義の戦争」を終わらせた「よい爆弾」だったというプロパガンダを受け入れています。この神話こそが、今日まで続く悲惨な核軍備競争を導いているのです。

 9カ国は、都市全体を燃やし尽くし、地球上の生命を破壊し、この美しい世界を将来世代が暮らしていけないものにすると脅し続けています。核兵器の開発は、国家の偉大さが高まることを表すものではなく、国家が暗黒のふちへと堕落することを表しています。核兵器は必要悪ではなく、絶対悪です。

 今年7月7日、世界の圧倒的多数の国々が核兵器禁止条約を投票により採択したとき、私は喜びで感極まりました。かつて人類の最悪のときを目の当たりにした私は、この日、人類の最良のときを目の当たりにしました。私たち被爆者は、72年にわたり、核兵器の禁止を待ち望んできました。これを、核兵器の終わりの始まりにしようではありませんか。

 責任ある指導者であるなら、必ずや、この条約に署名するでしょう。そして歴史は、これを拒む者たちを厳しく裁くでしょう。彼らの抽象的な理論は、それが実は大量虐殺に他ならないという現実をもはや隠し通すことができません。「核抑止」なるものは、軍縮を抑止するものでしかないことはもはや明らかです。私たちはもはや、恐怖のキノコ雲の下で生きることはしないのです。

 核武装国の政府の皆さんに、そして、「核の傘」なるものの下で共犯者となっている国々の政府の皆さんに申し上げたい。私たちの証言を聞き、私たちの警告を心に留めなさい。そして、あなたたちの行動こそ重要であることを知りなさい。あなたたちは皆、人類を危機にさらしている暴力システムに欠かせない一部分なのです。私たちは皆、悪の凡庸さに気づかなければなりません。

 世界のすべての国の大統領や首相たちに懇願します。核兵器禁止条約に参加し、核による絶滅の脅威を永遠に除去してください。

 私は13歳の少女だったときに、くすぶるがれきの中に捕らえられながら、前に進み続け、光に向かって動き続けました。そして生き残りました。今、私たちの光は核兵器禁止条約です。この会場にいるすべての皆さんと、これを聞いている世界中のすべての皆さんに対して、広島の廃虚の中で私が聞いた言葉をくり返したいと思います。「あきらめるな! (がれきを)押し続けろ! 動き続けろ! 光が見えるだろう? そこに向かってはって行け」

 今夜、私たちがオスロの街をたいまつをともして行進するにあたり、核の恐怖の闇夜からお互いを救い出しましょう。どのような障害に直面しようとも、私たちは動き続け、前に進み続け、この光を分かち合い続けます。この光は、この一つの尊い世界が生き続けるための私たちの情熱であり、誓いなのです。
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伊方原発3号機に運転差し止め仮処分(12/13、広島高裁)

 広島高裁は本日、広島市の住民たちが定期検査中だった四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求めた仮処分申請の即時抗告審で、運転差し止めを命じる決定を出しました。
 東京電力福島第1原発事故の後、高裁段階で運転差し止めを命じた司法判断は初めてです。

 伊方原発は瀬戸内海を挟んで広島市から約100キロの距離にあります。3号機は昨年8月に再稼働し、定期検査のため今年10月に停止。四国電は来年1月22日の発送電再開を目指していました。
 広島地裁では3月、原子力規制委員会が定めた新規制基準は「不合理とは言えない」と判断し、住民側の仮処分申請を却下していました。
 今回の高裁の野々上裁判長も、基準地震動(想定される地震の揺れ)の策定方法など、火山以外の争点については「新規制基準は合理的」と判断しましたが、その上で、伊方原発から約130キロ離れた阿蘇カルデラ(熊本県)で約9万年前に起きた巨大噴火を検討。
 四国電が伊方原発周辺で実施した地質調査やシミュレーションでは、火砕流が敷地に到達した可能性が小さいとは言えず、「原発の立地は認められない」と判断しました。
 今回、野々上裁判長は、仮処分は証拠調べの手続きに制約があり、差し止め訴訟が係争中の広島地裁が異なる判断をする可能性もあるとして、運転停止期間を来年9月30日までとしています。
 
 仮処分決定は直ちに効力が生じるため、四国電は決定が覆らない限り、定期検査が終わっても運転を再開できません。四国電は異議を申し立てる方針とのことです。
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2017年12月11日

ドキュメンタリー映画・「OKINAWA1965」

以前もご紹介した映画「OKINAWA1965」が、
2月4日(日)@18時〜20時、A20時15分〜22時15分に
渋谷アップリンクで上映会・完成記念イベントがあります。
※ 都鳥伸也監督、都鳥拓也カメラマン、嬉野京子さん(報道写真家)、
小林タカ鹿さん(ナレーター)、太田いず帆さん(朗読)、悠雲さん(朗読)
による舞台挨拶が予定されています。
http://longrun.main.jp/okinawa1965/theater.html

この作品では米軍トラックによる女児轢殺事件の写真を撮影した
嬉野京子さんの沖縄取材の半世紀が描かれています。
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2017年12月08日

12/10にICANのノーベル平和賞授賞式が行われます

今年のノーベル平和賞受賞が決まった国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)。
いよいよ12月10日にノルウェー・オスロで授賞式が行われます。既に関係者はオスロにむけて出発しており、その中には広島・長崎の被爆者代表20人も含まれています。

今回のICAN受賞の最大の意義を、国際運営委員の川崎哲さんは「核兵器禁止条約の存在とICANの活動を広く知らせることができた点」とし、「受賞で終わらせず、ここからが始まりと最大限訴えたい」と述べています。
https://mainichi.jp/articles/20171207/k00/00m/040/112000c
ベアトリス・フィン事務局長はAFP通信のインタビューに対して、タバコ問題を例に挙げ、「かつて事務所でたばこを吸いつつ仕事をするのは普通の光景だったが、今では非常識になった。室内での喫煙を禁止したからだ」と述べています。「核反対もそれ以外の問題も、とにかく動けば動かせると多くの人たちに刺激を受けてほしい。変えることは可能だ」

授賞式当日には、ピースボートセンターとうきょうで20:45〜22:30にかけて、
パブリックビューイングが行われます。
オスロでの授賞式の様子や、世界各所で同じようにパブリックビューイングを行っているところと
ネット中継でつなげ、受賞を盛り上げようと企画されています。

また、それに先立って、【Yes!ICAN】というコピー/ハッシュタグを用いてのキャンペーンが
行われています。
詳細こちら→http://peaceboat.org/yes-ican/
1. ご自身で「#YesICAN」と書いたメッセージボードを用意して写真を撮る。
2.「#YesICAN」キャンペーン公式メッセージボードを持って写真を撮る。
公式メッセージボードをダウンロード
3. 動画の場合:核兵器のない世界や核兵器禁止条約に関する『一言メッセージ』を「核兵器のない世界にYES!」あるいは「核兵器禁止条約にYES!」で締めて最大10秒でアップしてください。
ハッシュタグ「#YesICAN」 を付けて、TwitterやFacebook、Instagramに投稿してください。投稿されたものの一部は、随時、本ウェブサイトで紹介します。また本キャンペーンに賛同してくださった、多くの著名人の方のメッセージ等も掲載いたします。

核兵器禁止条約に背を向け続けている日本政府。
川崎さんの言葉のとおり、「これからがはじまり」です。
今回の授賞を「核兵器をなくそう」の世論を広げていくきっかけとして、核兵器禁止条約への参加を求める運動を続けていく必要があります。
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